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鉄骨造からKES構法へ

設計のメリット

確認申請にかかる期間が短い

延べ面積が200m2を超えた場合、鉄骨造は構造計算が必要になります。500m2を超えた場合は木造、鉄骨造共に構造計算が必要となりますが、鉄骨造は構造計算適合性判定を受けることになります。

構造計算適合性判定がある場合は確認済証交付まで最大70日かかります。(構造計算適合性判定がない場合は35日以内で交付されます。)

確認申請にかかる期間が短い

  木造 鉄骨造
構造計算 適合性判定 構造計算 適合性判定
規模
(延べ面積)
500m2超 ×
200m2超 × × ×
階数 3以上 × 延べ面積による
2以上 × × 延べ面積による

基礎を小さくすることが出来ます

鉄骨造に比べ建物重量が軽いため、建物を支える基礎を小さくすることが出来ます。基礎を小さくすることにより、コストと工期を抑えることが出来ます。

基礎を小さくすることが出来ます

構造体を意匠として現わすことが出来ます

木の木目は1/f ゆらぎといわれる波形で視覚的にもストレスを癒す効果があることが、科学的にも証明されています。1/fゆらぎは人の脈拍の間隔や、ろうそくの炎の揺れ方、小川のせせらぎ、アルファ波、目の動き方、木漏れ日など私たちのまわりにあり、木材を使うことは心身ともに健康を保ちます。

構造体を意匠として現わすことが出来ます

〜 1/f ゆらぎ 〜

「f」とはフリクエンシー(frequency=周波数、振動数)の頭文字で、パワースペクトルが周波数(f)に反比例することから「1/f」と表現され、「1/f ゆらぎ」と呼ばれるようになりました。

〜 1/f ゆらぎ 〜

断熱性が高く、調湿機能があり、結露しにくい

熱伝導率の高い構造材である鉄骨やコンクリートは、冬の寒さや夏の暑さを室内に伝えてしまいます。高温多湿の日本では、熱伝導率が低く、調湿機能のある「木」を構造材とすることによって結露しにくくなります。

また、「暑い」「寒い」と感じる感覚は、単純に室温だけで決定されるものではなく、輻射熱や室温、気流速度などの要素が複合したものから得られます。体感温度を決定する大きな要因に、壁や天井などから出る輻射熱があります。その中の冷輻射は室温が低いのではなく、床・壁・天井の表面温度が低いため、体の中から各表面に向かい熱放射が行われ放熱することをいいます。鉄やコンクリートと異なり、木は冷輻射がないので、体の中から熱を奪われることもありません。

断熱性が高く、調湿機能があり、結露しにくい

規制が少なく自由な設計が可能で

柱や梁などを、箱のような立方体空間とした1つの「架構ブロック」として、これを縦横に連結することで建物全体を構成します。そのため、大空間やスキップフロアが可能で、間取りや窓の大きさなども自由にプランニングできます。

規制が少なく自由な設計が可能で

耐久性のメリット

耐久性のメリット

主要用途:工場 階数:2階 基礎:杭基礎 延床面積:621.74m2(188.07坪) (単位:千円)

  500m 構造体工事 基礎工事 杭工事 合計
KES構法 18,800 6,100 0 24,900
鉄骨造 13,000 8,300 5,300 26,600

差額 ▲1,700

主要用途:住宅(多雪地域) 階数:3階 基礎:べた基礎 延床面積:295.33m2(89.33坪) (単位:千円)

  構造体工事 基礎工事 杭工事 合計
KES構法 構造体 10,490 大工手間 3,138 2,415 0 16,043
鉄骨造 構造体 9,029 大工手間 4,333 2,464 0 15,826

差額 217

構造計算にかかる料金(500m2以下の場合) (単位:千円)

  適合性判定手数料 構造計算料 合計
KES構法 0 604 604
鉄骨造 177 800 977

差額 ▲373

施工上のメリット

住宅性能表示 等級<3>

素材が木材であり、且つ、接合部にKESコネクターをKES構法で使用している構造材はJASで規定されている耐久性区分D1のベイヒバ(土台)、カラマツ(柱、梁)です。これは、住宅性能表示の劣化対策等級<3>(最高等級)の「構造躯体が3世代(75〜90年)もつ程度の対策」にあてはまります。

耐久性区分(JAS規格1084号)

心材の耐久性区分 樹種
D1 ヒノキ・ヒバ・カラマツ・ベイスギ・ベイヒバ・ベイマツ・ダフリカカラマツその他これらに類するもの
D2 アカマツ・クロマツ・トドマツ・エゾマツ・モミ・ツガ・ベイモミ・ベイツガ・ラジアタパイン・ベニマツ・スプルース・ロッジボールパイン・アガチスその他これらに類するもの

KESコネクターは錆びない

風雨にさらされる電力会社の鉄塔は、錆に対して万全の処置をしています。鉄塔が平方メートルあたり350g以上の亜鉛付着量による亜鉛溶融仕上げ(JIS規格最高基準)に対して、KESコネクターは平方メートルあたり500g以上の約1.4倍。

室内では150年以上の耐用年数になります。

KESコネクターは錆びない

地球環境にやさしい

地球環境への影響を考えると、住宅を1棟(床面積136m2)を建設する場合の必要なエネルギーから放出される炭素量を比較すると、木造を1とした場合、鉄骨造が約2.87倍、RC造が約4.24倍となり、木造が一番エネルギー消費量の少ない工法であることがわかります。エネルギー消費が少ないことは温室効果ガスの発生を抑えることにもつながり、木造建築は環境負荷が少ない住宅といえます。

地球環境にやさしい

火にも実は強い

一般に燃えやすいとされている木材ですが、実際に比較してみると、差は歴然としています。火事のときの強度変化の比較では、火災発生から5分で鉄は強度が半分になり、10分後には20%以下になってしまいました。これに対して木材は20分後でも約50%の強度を保っています。

KES構法を使用すると火災保険料が約半額になります。

火にも実は強い

これまで挙げたように、鉄骨造やRC造でつくるよりKES構法のほうがたくさんのメリットがあります。

これまで挙げたように、鉄骨造やRC造でつくるよりKES構法のほうがたくさんのメリットがあります。