KES構法って何ですか?

Kimura Excellent Structure(キムラ エクセレント ストラクチャー)の略でKESとし、木造軸組、2×4、鉄骨の長所を生かしたハイブリッド構法です。スケルトインフィルにより将来の居住空間の変化に対応することが出来ます。皆様の「クオリティー・オブ・ライフ」を実現する為に、ハイクオリティー・ハイグレードな木造空間を提供できる構法です。

Kimura Excellent Structure(キムラ エクセレント ストラクチャー)の略でKESとし、木造軸組、2×4、鉄骨の長所を生かしたハイブリッド構法です。

KES構法で建てる上での制限はありますか?

純木造建築物・45(60) 分準耐火建築物の場合

面積:延べ面積 3000u以下
階数:地上3F以下、塔屋1F以下
用途:特殊建築物の制限( 右表)
建設地域:防火地域において2 階建100 u未満
準防火地域において3階建1500 u以下
軒高:9m以上適合性判定
最高高さ : 13m以上適合性判定、31m以下

耐火建築物にした場合

3000 u以上の建築物が可能
 防火地域で100u以上の建築物が建築可能
 最上階から4階建の住宅・共同住宅が可能
 最上階から4階建の商業施設・病院・ホテルが可能
 2階に保育室のある幼稚園が建築可能
 2階に居室のある特別養護老人ホームが建築可能
その他としてRC造・S造の上にKES構法の混構造計画も可能です。また、スキップフロア、オーバーハングも可能です。

準耐火建築物で建築可能な特殊建築物

病院・診療所・ホテル・旅館・児童福祉施設等
  • 2階建て以下(下宿・共同住宅・寄宿舎は60分準耐火で3階まで可能)
  • 延べ面積 3000u以下
学校等(美術館・図書館など)
  • 2階建て以下(保育園は2階建可能、幼稚園は平屋)
  • 延べ面積 3000 u以下
百貨店・マーケット等 ・2階建以下
  • 延べ面積 3000u以下
倉庫
  • 2階建て以下
  • 延べ面積 3000u以下(3階部分200u以下別棟とすれば、合計3000u以上のものが可能)
車庫・自動車修理工場
  • 2階建て以下

耐火建築物とする場合の留意点
準耐火建築物と違い、主要構造の全てをプラスターボードなどで防火被覆する必要が有ります。また、施工方法が通常のKES構法と異なる部分も有りますので、お問い合わせ下さい。

KES構法の構造部材は?

構造用集成材・単板積層材( エンジニアードウッド)

節や割れなどを取り除いたひき板・小角材を、繊維方向と平行に並べ、材を重ねて接着した部材です。安定した強度があり、材質が均一で狂いや割れが少ないのが特長です。KES システムでは自然環境を見据え、国産材を用いた集成材を積極的に活用しています。

KESコネクター

KES 構法で使われる接合金物は、スチールに亜鉛溶融メッキをしたもので耐久性が非常に強く、( 財) 日本住宅木材センターが認めた木造建築物用接合金物性能認定(Sマーク) を業界に先駆けて取得しています。更に、すべての住まいには接合部保険(生産物賠償責任保険 特約) が付いており、お客様の住まいを守ります。
安全を裏付ける為に、構造材は徹底して品質管理されたものを使用しております。

構造用集成材・単板積層材( エンジニアードウッド)

KESコネクター

集成材の耐久性は?

集成材は100年以上の歴史を持っています。集成材が建築物として利用されたのは、1860年イギリスのサウスアンプトンに建設されたキングエドワードカレッジの礼拝堂がもっとも古い建築物と言われています。日本では、1951年に建設された東京都新宿区四谷の森林記念館がもっとも古いとされています。現在も接着の技術が進歩し続け、なお一層の耐久性や耐水性を備えた新世紀の建築部材として大きく注目されています。KESシステムは、RC造・S造に変わる構造躯体として、大型の体育館や庁舎などにも活用しています。

KESシステムは、RC造・S造に変わる構造躯体として、大型の体育館や庁舎などにも活用しています。

KES構法の構造計算は?

KES構法は、鉛直荷重・風荷重・地震荷重・層間変形・偏心率・剛性率や基礎の計算を行っています。使用部材をKES コネクター・LVL・集成材などにする事で明確に許容応力度計算ができ、建物の安全を確保しています。また、定期的な実験により強度や品質を管理しています。

KES構法は、鉛直荷重・風荷重・地震荷重・層間変形・偏心率・剛性率や基礎の計算を行っています。

基礎は在来軸組工法と違うのですか?

KES構法は、基礎も全棟構造計算を行っています。一般的な在来軸組工法などの住宅の基礎は、構造計算を必要とされていない為、建物の平均荷重で設定されています。建物の形状・荷重分布などに関係なく決められていることが多いというのが現状です。KES構法の基礎は、建物の重さや柱位置など、様々な条件に対応した基礎設計を行なっています。(今後基礎の構造計算が確認申請に必要になると考えられますが、現状のKES図面で対応出来ます。)

建て方日数はどのくらい掛かりますか?

基礎工事終了後、40 坪位の一般的な住宅であれば、1 日で棟上が完了します。部材は工場でプレカットされ、コネクターや根太金物が全て取り付けられた状態で搬入されますので、現場ではドリフトピンと釘を打つだけとなります。

基礎工事終了後、40 坪位の一般的な住宅であれば、1 日で棟上が完了します。

シックハウスについて対策は行っていますか?

KES構法では、国の定めるホルムアルデヒド放散量基準で最も安全なF☆☆☆☆を大幅に上回る構造材を使用しています。また、柱・梁・土台などの主要構造に用いる部材は、高い耐候性、耐水性、耐久性を持つレゾルシノール樹脂接着剤を使用しています。当社施工住宅においては、全棟測定して基準値よりはるかに小さい値であることを確認しています。(当社施工住宅においては、全棟測定して基準値よりはるかに小さい値であることを確認しています。)

KES構法では、国の定めるホルムアルデヒド放散量基準で最も安全なF☆☆☆☆を大幅に上回る構造材を使用しています。

上階をはね出す事はできますか?

可能です。この場合、梁材ではね出しをつくります。これまで2mのはね出しがの実例としてあります。2方向のはね出しなどの特殊な場合には、事前にご相談下さい。

又、はね出した壁を耐力壁とする場合、壁倍率を通常の壁倍率の半分に低減しなくてはなりませんので、バランス面でも注意が必要です。

可能です。この場合、梁材ではね出しをつくります。

化粧梁の端部にコネクターを見せない様にできますか?

化粧梁でコネクターを見せない仕様とする場合は、現場での埋め木加工にしています。又、ドリフトピンに関しましてもピン穴は埋め木できます。この仕様はオプション加工となりますので、ご希望の際は事前にお知らせください。

化粧梁でコネクターを見せない仕様とする場合は、現場での埋め木加工にしています。

燃え代設計ってどんなものですか?

準耐火建築物で、構造体の木部を化粧としてあらわす場合に燃え代設計が必要になります。梁は45分耐火であれば35mm、60分耐火であれば45mm、柱は45分耐火であれば35mm、60分耐火であれば45mmの燃え代をひいた断面が、長期荷重に対し短期許容応力度でもつかどうかを計算するものです。

準耐火建築物で、構造体の木部を化粧としてあらわす場合に燃え代設計が必要になります。